先日も、スマホ向けアプリストアで人気のアプリにマルウェアが組み込まれていたというニュースがありましたが、実は意外とインターネットの脅威はみなさんの身近に潜んでいることに気づかせてくれます。セキュリティ対策でウイルス対策をしているという方も多いと思いますが、ウイルス対策以外にVPNは必要なのか疑問に思ったことはありませんか？この記事ではそんな疑問にお答えすると共に、今必要なセキュリティ対策についてまとめてみました。ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
ウイルス対策ソフトとVPNの違いと共通点とは？
コンピュータウイルスは、インターネットの普及とともに増え続けておりその症例は様々です。メールやインターネットネットワークを媒介にあなたの大切なコンピューターに入り込み悪さをするのです。ウイルスには、ワーム型ウイルス、トロイの木馬型ウイルス、マクロ型ウイルス、ファイル感染型ウイルスに大きく分けられ、被害事例も多岐に渡ります。
ウイルス対策ソフトとは？
ウイルス対策ソフトはパソコンをウイルスの感染から防ぐことが可能です。ウイルス対策ソフトはネットワークや記憶媒体のデータを監視してくれます。ウイルス定義ファイルを常に最新状態にしておくことで、新しく生まれたウイルスにも対応してくれるのです。
VPNとは？
ウイルス対策ソフトに対して、VPNは通信を暗号化してくれるため第三者からのアクセスに対しては、そもそも情報にアクセスできません。また、VPN を使用すると身元を隠すことができ、身元を隠した状態でWeb を閲覧できるようになるので、個人情報、IPアドレス、インターネットを使っている場所が非公開になるのです。
違いと共通点
そろそろ、VPNの必要性が見えてきましたか？簡単に言うと、両者の目的は同じで、脅威からコンピューターや個人を守る為のものですが、方法が異なっているんですね。ウイルス対策ソフトは受信されるデータをすべてスキャンして、端末に悪質なソフトウェアがダウンロードされないよう監視します。VPNは、全てのデータが暗号化されるため、外部から監視しようとしている人には一切情報を読み取られません。
特徴と目的が異なるので、さらなる安全性を手に入れるには、ウイルス対策ソフトとVPNの併用が望ましいということなのです。
ウイルス対策ソフトとVPNで守られるということは？
例えば街中にあるフリーwifiスポット。公共の施設やレストランやカフェなどにあり、無料で使用できるので便利ですよね。でもみなさん、無料wifiの危険性をご存知ですか？フリーwifiは、数多くの人達が簡単に使用できるようにセキュリティ対策があまりされていません。そんなフリーwifiを利用すると、SNSやメールをのぞき見されたり、閲覧しているWebサイトの履歴を窃取されたりするリスクが高まります。 のぞき見されると、名前や住所などの個人情報が流出してしまい、悪意ある第三者に悪用される可能性もあります。ところが、ウイルス対策とVPNを併用している事で、フリーwifiを使用しても、インターネット上の脅威から、まるでナイトのようにあなたを守ってくれるんです。
まとめ
日々迫り来るインターネット上の脅威に対するセキュリティ対策として、レベルの高いセキュリティ対策を実現するためには、ウイルス対策とVPNサービスの両方があることが必要ということがわかっていただけましたか？ウイルス対策とVPNの併用を考え中の方は、ぜひこの機会に強力なセキュリティ対策を実行して、安全なインターネット生活を楽しみましょう。
